東京目白の1歳児・2歳児・3歳児を対象とした幼児教室。元学習院幼稚園長ほかによるカリキュラムで、社会性を育て幼稚園受験の土台を築く。波多野ファミリスクール

コラム−幼稚園受験を考える−

2019.06.13

勘違いしてませんか?幼稚園受験準備 ― 新学期 第4号 ―

1・2歳で いま何を

      新・幼稚園教育要領と入園考査 
       ― 道徳性と規範意識 ―

新年度のこのコーナーでは、昨年から施行された新・幼稚園教育要領と入園考査について採り上げています。今回はその4回目。「道徳性・規範意識の芽生え」についてお伝えします。
教育要領改訂資料の中から幼稚園入園前に身に付けておいてほしいことを拾い上げてみると、「して良いことと悪いことが分かる」「友だちの気持ちに共感する」「きまりを守る必要性が分かる」の3つを挙げることができます。
では、1・2歳でこれらをどのように育てていけばよいでしょうか。
(1)して良いことと悪いことが分かる
幼稚園に入園前は、この前段階として「して良いことと悪いことを知る経験」をしておかなければいけません。この経験をしっかりさせておけば、未経験のことでもして良いのかダメなのかの類推ができます。そして、それは日々の生活の一コマ一コマで伝えることが基本となります。ほめて育てるのも良いのですが、叱るべき時には叱るという姿勢を忘れてはいけません。また、ある時は叱ってある時は叱らないという不統一は混乱のもと。叱るときは毅然とした態度で叱りましょう。
(2)友だちの気持ちに共感する
(3)きまりを守る必要性が分かる
これらは集団生活を通して学んでいくものです。とはいえ、今まで繰り返しお話してきましたが、先生の指示に従うことが多い習い事や塾のような少人数クラスでは友だちとの摩擦は起こり得ません。物を取った、取られた。列に割り込んだ、割り込まれた。仲間に入れなかった、入れてもらえなかったなどの経験をしてこそ、友だちの気持ちに気づいたり決まりを守る必要性に気づいたりすることができます。教室に通うなら一日のうちに子供同士で関わる時間が確保された環境を選びましょう。とはいえ、自由保育という名のもとに放置されていては困ります。また、躾ができていない子どもが多い環境では弱肉強食のような状態になり、安心して他者に物を譲ったり順番を守ったりすることが学べません。
1歳なら10人程度、2歳なら20人程度の落ち着いた子どもと保護者の集団で、子ども同士が関わっていく経験が積めればベストです。
下の写真は、1歳児コースの子どもたちが自分で作ったさくらんぼの実を大きな木に貼りにいく場面です。13人の集団ですから一度に全員が貼りにいくと混雑してしまいます。でも、無理やり人を押しのけて自分だけ貼りにいく子はいません。1歳のうちから親や先生が適切なタイミングで声がけをしていく、そんな経験を積んでいくと「友だちが今貼ろうとしている」ことが分かり、「ここで割り込んだら揉め事が起きる」ことが分かり、「きまりを守る」という習慣が身に付いていきます。

      「1歳児コースの子どもたち」
 1sai.JPG
       混んでいる時は少し様子を見る。

    こんな場面がルールの必要性に
    気づかせる良い経験となります。

        来年度(2020年度)入学向け
 「館内見学」受付中。1学期見学は7月上旬まで。
    
    予約方法など詳細は こちら


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